ラピダス株式会社、日本政府より正式事業者に選定
更新日:2025年11月21日
お知らせ
東京、2025年11月21日 – ラピダス株式会社は本日、日本政府より正式事業者に選定されたことを発表しました。この選定は、経済産業省(METI)が「情報処理の促進に関する法律」に基づき、高速情報処理半導体の安定生産の確保に必要な措置を適切に実施する最も適切な事業者を選定するためのものです。これらの措置には、半導体の生産設備の設置、試作、需要開拓、その他関連する活動が含まれます。
METIは、本年9月3日から10月2日まで、「半導体の安定生産の確保に必要な措置を適切に実施する能力が最も高いと認められる事業者の選定に関する公募」を実施しました。ラピダスは応募し、この度事業者に選定されました。
選定プロセスにおいて、経済産業大臣は、審査・評価プロセスにおける指摘事項を踏まえ、政府出資を受ける際の適切な株主構成について指導を行いました。ラピダスはこの指導を受け入れ、経済産業省に提出した実施計画を修正し、法令に基づき再提出する予定です。
ラピダスは現在、民間投資家及び民間金融機関からの資金調達の準備を進めています。事業者として選定されたことを受け、ラピダスは今年度中に経済産業省の政策実施機関である独立行政法人情報処理推進機構(ITPA)に対し、1,000億円の出資を申請する予定です。
ラピダスは、2022年度から、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術開発(委託)」の補助金を受けています。これらのプロジェクトは、「日米連携による2nm世代半導体集積技術及び短TAT製造技術の研究開発」及び「2nm世代半導体向けチップレット・パッケージ設計・製造技術の開発」の一環です。
今後、ラピダスは増資や官民双方からの融資を通じて資金調達を行い、現在の研究開発段階から2027年までの2nmロジック半導体の量産体制へと着実に前進していきます。
ラピダス株式会社の代表取締役社長である小池篤義氏は、「ラピダスが正式な事業者に選定されたことを大変嬉しく思います。この機会に、ご支援をいただいた日本政府関係者の皆様に感謝申し上げます。」と述べています。設立から3年、日本における最先端半導体事業の牽引に向けた準備は着実に進んでまいりました。現在進めている民間資金調達に加え、今回の日本における正式な事業者となることは、2027年に予定されている2nmロジック半導体の量産開始に必要な資金確保に向けた大きな一歩となります。着実な量産化を実現し、ひいては日本の成長戦略に貢献してまいります。
ラピダス株式会社について
ラピダス株式会社は、世界最先端のロジック半導体の開発・製造を目指しています。設計、ウェハプロセス、3Dパッケージングなどのサイクルタイム短縮を実現するサービスの開発・提供を通じて、お客様と共に新たな産業を創造していきます。半導体を通して人々の暮らしの豊かさ、繁栄、幸福に貢献できるよう、私たちはこれからも挑戦を続けてまいります。
ラピダス株式会社について
本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町4-1
設立:
2022年8月10日
事業内容:
半導体デバイス、集積回路、その他の電子部品の開発、設計、製造、販売
資本金(2022年11月現在)
73億4,600万円(準備金を含む)
米国メディア連絡先:Rapidusに関するBreakaway Communications メールアドレス:rapidus@breakawaycom.com
出典: 元記事を読む
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