ドイツ、ミュンヘン – 2025年10月16日 – 車載半導体のマーケットリーダーであるインフィニオンテクノロジーズAG（FSE: IFX / OTCQX: IFNNY）は、「ボッシュ・グローバルサプライヤーアワード2025」を受賞しました。この賞は、テクノロジーとサービスのリーディンググローバルサプライヤーであるボッシュより、「材料と部品」部門で授与されたもので、マイクロコントローラーと電力分野におけるインフィニオンのイノベーションと製品開発における卓越性が認められました。
インフィニオンのオートモーティブ部門プレジデントであるペーター・シーファーは、「ボッシュ・グローバルサプライヤーアワードを受賞できたことを大変誇りに思います。これは、イノベーション、品質、そして卓越したオペレーションへのコミットメント、そしてお客様との強固な連携を強く示すものです。私たちは、この強固な関係を基盤として、ゼロエミッションのソフトウェア定義車両への移行を加速させる最先端ソリューションの開発に取り組んでいきます。」と述べています。
「ボッシュ・グローバルサプライヤー賞は、ボッシュにとって最高のサプライヤーとサービスプロバイダーを表彰するものです」と、ボッシュのサプライチェーンマネジメント責任者であるアーネ・フレミング氏は述べています。「受賞企業は、約35,000社からなるボッシュのグローバルサプライヤーネットワークの頂点に位置づけられます。厳しい市場環境において、ボッシュの革新力と競争力をさらに強化していただいています。」
包括的なポートフォリオと未来を見据えた投資
インフィニオンとボッシュは、複数世代にわたるマイクロコントローラー（MCU）における長年の協業に基づき、ソフトウェア定義車両の基盤となる、進化するE/Eアーキテクチャ向けのMCUを緊密に開発してきました。業界で最も幅広いインフィニオンの包括的な自動車製品ポートフォリオには、制御・コネクティビティ、アナログ、センサー、電源などが含まれます。深いシステム理解とアプリケーションの専門知識を組み合わせることで、インフィニオンはこれほどの規模で顧客をサポートできる世界でも数少ないサプライヤーの一つとなっています。
インフィニオンは、将来の顧客のイノベーションと成長の基盤となる製造技術と生産能力への投資もボッシュから高く評価されています。インフィニオンは、高効率な300ミリメートルシリコンウエハー生産と、窒化ガリウム（GaN）や炭化ケイ素（SiC）といったワイドバンドギャップ材料に明確な重点を置いています。同社は2026年に、ドイツのドレスデンに300ミリメートルのスマートパワーファブを新たに開設する予定です。
ボッシュは2年に一度、世界中の優秀なサプライヤーをボッシュ・グローバル・サプライヤー・アワードで表彰しています。2025年には、約35,000社のサプライヤーの中から、14カ国49社を選出しました。ボッシュグループがサプライヤーの優れた業績を表彰するのは、今回で19回目となります。特に品質、コスト、サステナビリティ、イノベーションの分野において顕著です。今年のアワードのテーマは「挑戦を受け入れる：強靭なパートナーシップ、持続可能な未来」であり、特に厳しい条件下での協業の成功を称えています。
インフィニオンがこの名誉ある賞を受賞するのは5回目であり、同社の技術的貢献と、自動車エレクトロニクス分野におけるボッシュの主要サプライヤーとしての長年の役割が評価されました。
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