この記事のポイント
- キオクシアのSuper High IOPS SSD「KIOXIA GPシリーズ」が「フラッシュメモリ&SSD AIリーダーシップ賞」を受賞しました。
- GPUがSSDへ直接アクセスできる技術により、高コストなHBM(High Bandwidth Memory)を補完し、AI処理を加速させます。
- AIの進化を支えるストレージ戦略として、SSD応用技術技師長が「High-performance and high-capacity storage strategy in the age of AI」と題した基調講演を行いました。
- SSDの進化は、KVキャッシュ拡張、Super High IOPS SSD、大容量QLC、HDD置き換えによるTCO最適化の4つの方向性があると説明されました。
- キオクシアは、GPシリーズに加え、大容量SSDや生成AI用ベクトル探索ソフトウェアなども紹介し、AI発展に向けた総合的なストレージソリューションを提供していきます。
AI・GPUワークロードに最適化されたSSDが評価される
キオクシア株式会社(以下、キオクシア)は、同社のSuper High IOPS SSD「KIOXIA GPシリーズ」が、中国・深圳で開催されたChina Flash Market Summit / MemoryS 2026(CFMS 2026)において、「フラッシュメモリ&SSD AIリーダーシップ賞」を受賞したことを発表しました。
この賞は、AI技術の発展に貢献した革新的なフラッシュメモリおよびSSD製品に贈られるもので、「KIOXIA GPシリーズ」は、AI処理を加速させるストレージ・アーキテクチャーにおけるイノベーションが特に高く評価されました。
GPU直接アクセス技術でAIのストレージ課題を解決
「KIOXIA GPシリーズ」の特筆すべき点は、GPUがSSDへ直接アクセスできる技術を搭載していることです。これにより、容量が限られており高コストなHBM(High Bandwidth Memory)の補完が可能となり、AIワークロードにおけるストレージのボトルネック解消に貢献します。
AI時代のストレージ戦略とキオクシアの製品ラインアップ
CFMS 2026では、“Transcending Cycles · Unleashing Value”をテーマに、キオクシアのSSD応用技術技師長である福田浩一氏が基調講演を行いました。講演では、「High-performance and high-capacity storage strategy in the age of AI」と題し、AIの推論進化がストレージ需要を牽引する中で、SSDの進化には以下の4つの大きな流れがあることが説明されました。
- KVキャッシュの拡張
- AIワークロードに適したSuper High IOPS SSD
- 大容量QLCソリューション
- HDD置き換えによるTCO(総保有コスト)の最適化
これらの進化の方向性に基づき、キオクシアはSuper High IOPS SSD「KIOXIA GPシリーズ」に加え、245.76 TBという大容量SSD「KIOXIA LC9シリーズ」、高性能エンタープライズSSD「KIOXIA CMシリーズ」などを紹介しました。さらに、SSDを活用した生成AI用ベクトル探索ソフトウェア「KIOXIA AiSAQ™」も提案し、AI発展に向けた包括的なストレージソリューションを提示しました。
最先端技術の展示とAI進化への貢献
展示ブースでは、これらのSSD製品に加え、CBA技術を組み合わせた第9世代および第10世代の3次元フラッシュメモリBiCS FLASH™技術など、キオクシアの最新技術が披露されました。
フラッシュメモリはAIの進化を支える基盤技術であり、キオクシアは今後も独自の技術力を活かし、高性能・大容量・高信頼性のSSDを提供し続けることで、AIのさらなる発展に貢献していく姿勢を強調しました。
出典: 元記事を読む
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