これが韓国「半導体特区」政策の真価! 龍仁国家産業団地と後工程強化が拓く生成 AI 時代の製造戦略とは

各国の政策動向

2024 年 12 月、韓国政府は京畿道龍仁市を「国家産業団地」に正式指定した。これは、韓国半導体産業の中核を担う構想「半導体メガクラスター」構想の象徴であり、最大 360 兆ウォン(約 40 兆円)もの民間投資を見込む超大型プロジェクトである。

その狙いは、生成 AI や高性能コンピューティングが牽引する半導体市場の変化に即応するため、前工程だけでなく後工程、特に先端パッケージングの産業競争力を抜本的に高めることにある。

本稿では、韓国の国家支援と財閥企業による投資がどのように連動し、どのような技術分野に焦点が当たっているのか、そしてそこに日本の装置・材料企業がどのように関与できるのかを探る。

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