(動画)社長交代に関する記者会見

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キオクシアホールディングス株式会社は、1月29日に社長交代に関する記者会見を実施いたしました。
代表取締役 社長執行役員の早坂 伸夫は、3月31日付で社長執行役員を退任し、後任として副社長執行役員の太田 裕雄が4月1日付で新たに社長執行役員に就任します。また、6月に開催予定の定時株主総会をもって、早坂 伸夫は代表取締役も退任し、経営陣をサポートするシニア・エグゼクティブ・アドバイザーに就任予定です。同日、太田 裕雄は代表取締役に選任される予定です。

(動画)社長交代記者会見

ご挨拶

代表取締役 社長執行役員 早坂 伸夫

2020年1月の社長就任以来、6年間にわたって社長を務めてきましたが、株主様、お客様、お取引先をはじめ、多くのステークホルダーの皆様に大変お世話になりました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。また、変動の大きい事業環境の中、日々、共に力を尽くしてくれた従業員の皆さんに心より感謝しております。
この6年間を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染拡大、地政学リスクの顕在化、さらに過去に類を見ないレベルの半導体メモリ市場のダウンターンと、難しい状況に対して、厳しい痛みを伴う経営判断を下さざるを得ない局面もありました。しかしながら、経営陣、従業員と一丸となって困難を克服し、当初からの大きな目標の一つでありました、東京証券取引所への上場を2024年12月に果たしました。
上場後の一年間、特に昨年の半ばから、生成AIが牽引するフラッシュメモリ需要というものは目覚ましい伸長を見せています。当社は、技術力を結集した、高い競争力のある製品でこの機を捉え、業績を大幅に改善することができました。現在のフラッシュメモリ市場は、生成AIが牽引する新たなフェーズに入ったと認識しています。現在拡大しているAI関連の技術や活用方法は急速に進化しており、人々の生活に浸透しています。社会が生み出すデータが着実に増大し続ける中、株主様をはじめとするステークホルダーの皆様からは、キオクシアがフラッシュメモリの成長を将来にわたっても牽引していくであろうという、大きな期待をいただいています。この期待に応えていくために、我々キオクシアが進化を止めることはできません。未来に向けて、さらに進化・発展していくためには、新しいリーダーにバトンを渡す良いタイミングだと考えました。
今後のキオクシアの舵取りを任せる太田は、キオクシアの競争力の根幹であるフラッシュメモリ・SSDの開発、生産に関する幅広い技術知見を持つとともに、応用技術、技術マーケティング部門での経験を通して、お客様やパートナーの皆様との広く、深い関係を構築し、当社のグローバルな事業展開に長く携わってきました。また、メモリ事業部長の経験を経て、近年は副社長として社長補佐の役割を担い、私と共に経営課題にあたり、大変苦しい状況も一緒に乗り越えてきました。その意味で会社経営全般にわたる経験、知見も積み重ねてきています。
デジタル社会に必要不可欠なフラッシュメモリへのご要求は日々変化を続けており、今後も新たなニーズが生まれるとともに変化は続いていくと考えています。当社を取り巻くグローバルな経済社会や競争環境も、変化を続けていくことは間違いありません。当社の強みや、市場、お客様に対する理解、さらに会話力に優れる太田は、強いリーダーシップを持って変化する市場で勝っていく、キオクシアの次期社長として最もふさわしい人物だと確信しています。
キオクシアは、新社長を先頭に、これまでの事業強化の取り組みを続け、さらなる進化、成長、企業価値の向上に取り組んでまいります。
ステークホルダーの皆様には、今後とも変わらぬご支援とご指導を引き続きよろしくお願いいたします。

副社長執行役員 太田 裕雄(4月1日付で社長執行役員に就任予定)

6年間にわたってキオクシアを率いていただいた、社長の早坂からバトンを引き継ぐことになり、大変、身の引き締まる思いです。このような重要な役割を担う以上、全力を尽くす所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。
私は、1985年にキオクシアの前身である東芝に入社してから、2015年まで、半導体メモリ部門の応用技術、いわゆる技術マーケティング畑でキャリアを積んでまいりました。特に2001年以降、NAND事業に注力する中で、当時は未開拓でした、スマートフォン、ゲーム、PC、車載機器、サーバーなどの分野へと、NAND事業の領域の拡大に貢献してまいりました。マーケットを広げていく過程では、技術マーケティングの先頭に立ち、お客様と直接対話を重ねながら、市場のトレンドやお客様のニーズをしっかり理解した上で、当社が持つ競争力の高い製品・ソリューションを提案し、各市場におけるグローバルリーディングカンパニーとのパートナーシップを構築してきました。その後も、今日に至るまで、市場のトレンドやお客様の声を真摯に受け止め、信頼されるサプライヤーとしての地位を維持、向上させることで、キオクシアの事業成長に尽力してきました。
2024年に副社長に就任してからは、早坂の下で、経営全般にわたる幅広い業務を担当し、2024年12月の株式上場においては、投資家の皆様とのコミュニケーションにも携わってまいりました。
さて、私が社長に就任するにあたり、改めて注力していきたいことをお話したいと思います。それは、とりもなおさず、キオクシアのミッションである「『記憶』で世界をおもしろくする」を継続して実行していくことです。これにより、これからのデジタル社会、特に生成AIが基盤となるこれからの社会の発展と、ますます複雑化・高度化する社会課題の解決に、当社の技術革新を通じて貢献していき、企業価値の向上を目指したいと考えています。
当社は、NAND市場の進化を3つのフェーズで捉えています。デジタルカメラなどの電子機器にメモリカードが採用されるようになってきた2000年代の「フェーズ1」では、NAND型フラッシュメモリの記憶容量を大きくすることが一番に求められてきました。スマートフォンやPC、サーバーにもNANDが搭載されるようになってきた2010年代の「フェーズ2」では、記憶容量の大きさに加え、信頼性の高さも求められました。そして現在、NAND市場は次なる「フェーズ3」に突入しています。このフェーズ3を牽引しているのは生成AIです。生成AIの学習、推論における大量のデータ処理に対応するために、フラッシュメモリ、SSD製品には大容量、高信頼性に加え、高性能、高電力効率が求められており、当社のフラッシュメモリ・SSD製品も、大容量化だけでなく、さらなる高性能化、低消費電力化を図っていきます。
今後、AI市場は、AIサーバーにとどまらず、エッジデバイスの分野への活用拡大が見込まれています。また、大企業から中小企業、さらには個人に至るまで、生成AIの利用が拡大する中で、より大容量かつ高性能なNANDが性能向上の鍵を担う「推論システム」の普及拡大が期待されています。キオクシアは、生成AIによる社会変革を支える中心的な企業として、今後も社会の発展に貢献していくことのできる会社であると確信しています。そのためには、我々の強みである「技術開発力」「製造力」「営業力」にさらに磨きをかけ、それぞれの強化、向上のために、持てる力の全てを注ぐ覚悟です。
「技術開発力」では、今後も世界に先駆けた技術を生み出し、市場のニーズを捉え、お客様に喜んで選んでいただける製品開発を加速してまいります。競争力の基盤となるべきNANDのチップを開発し、いち早く最新のSSDとしてお客様へ提供するため、NANDからSSDまでを一気通貫で開発できる体制を強化してまいります。また、研究段階ではありますが、すでに発表しておりますOCTRAMのような新しいコンセプトの半導体メモリの開発も推進してまいります。
「製造力」の面では、引き続き市場成長に合った、規律ある設備投資を継続していく考えです。並行して、工場のDX化や、生成AIを活用したスマートファクトリー化をさらに進め、投資効率、生産効率のさらなる向上を目指します。また、様々なサプライチェーンリスクを常に評価し、把握していくことで、サプライヤーの皆様とともにレジリエンシーを強化する施策も進めます。
「営業」の分野においては、今後もグローバルに配置した技術マーケティング、営業網を活用し、AI関連市場のニーズやトレンドをいち早く把握するとともに、GPU、サーバー、ソフトウェアなど、各市場におけるリーディングカンパニーの皆様とのパートナーシップをさらに強化していきます。
また、今後の企業価値向上に向け、資本配分政策の最適化を進めます。これまで重点を置いてきた財務体質強化の継続、成長のための投資、加えて適切なタイミングの株主還元についても検討していきます。
このような数々の取り組みを通して向上させていく、キオクシアの競争力に対するご理解を深めていただくために、今後も株主・投資家の皆様とのコミュニケーションの機会を一層拡充するとともに、市場からのご期待を真摯に受け止め、経営判断へとフィードバックしていく考えです。
さて、これまでの当社の発展は、優秀な従業員の活躍なくしては成し遂げることはあり得なかったと考えています。そして未来において当社がさらなる発展を遂げるには、人材基盤のさらなる強化は不可欠であり、今後のキオクシアの成長を支える人材の育成・強化は極めて優先度の高い課題です。さまざまな人材育成の施策を取り入れ、国内外の従業員との対話を一層拡充させることで、従業員エンゲージメントの向上を図り、キオクシアグループ一丸となって、会社のさらなる成長、そしてデジタル社会の発展と社会課題の解決に貢献し続けていきます。
最後に、ステークホルダーの皆様のご期待に応えられるよう、全従業員とともに全力で取り組んでいきます。今後ともご支援とご指導を何卒よろしくお願いいたします。

出典: 元記事を読む

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