半導体の川上から川下まで九州に集結!第2回[九州]半導体産業展のセミナー徹底ガイド(2025/10/8–9|マリンメッセ福岡)

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TSMCの熊本進出を合図に、九州は日本の半導体拠点としてひときわ重要なポジションを占めるようになった。とはいえ、発表資料やオンライン報道だけでは、官(国・県)と金融、企業、そして研究がどういった距離感でつながり直され、それぞれの本音や本当のつながりなどが見えづらい。そんな中、マリンメッセ福岡のA・B両館にまたがる「第2回[九州]半導体産業展」に一歩踏み込むと、その“見えにくさ”に光が当たり、視界が開けてくるのがわかるだろう。

今年は出展約400社、来場1万人規模の見込みへと拡大し、セッションは全25本。甘利明氏(自民党 半導体議連 名誉会長)を皮切りに、経済産業省、熊本県、Q-BASS(九州・沖縄地銀連携)、SIIQ、そしてDENSO、三菱電機、ルネサスエレクトロニクス、Amkor、Micron、ITRIなど、九州の“今”を作る顔ぶれが同じ建屋に集うのだ。

また、同時開催の「[九州]次世代物流展」もあり、製造とロジスティクスの間に潜む課題まで見えてくるだろう。昨年(第1回)に比べ、今年はさらにスケールアップし、出展数やセッション数も多くなる。このため、各分野それぞれが力を入れているポイントや課題などが一気通貫した流れとしてとらえやすくなるはず。

本稿は、この「第2回[九州]半導体産業展」で行われるセミナーに焦点を当て考察した。それらをより深く理解するためのガイドとして参考にしていただければ幸いである。

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