ソニーとTSMC、次世代イメージセンサーで戦略的提携へ

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この記事のポイント

  • ソニーとTSMCが次世代イメージセンサー開発・製造で戦略的提携に合意。
  • ソニーが過半数株式を保有する合弁会社(JV)設立と熊本の新工場での生産ライン構築を検討。
  • 両社の強みを活かし、イメージセンサーの性能向上と「フィジカルAI」分野での新機会創出を目指す。
  • 日本政府からの支援も前提に、段階的な投資を協議。

ソニーとTSMC、次世代イメージセンサー開発で提携

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、ソニー)と、半導体受託製造大手のTaiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(以下、TSMC)は、次世代イメージセンサーの開発・製造に関する戦略的提携に向けた基本合意書を締結しました。

合弁会社設立と新工場での生産ライン構築を検討

本提携では、ソニーが過半数の株式を保有する合弁会社(JV)の設立を検討するとともに、熊本県合志市に建設されたソニーの新工場への開発および生産ライン構築を進めます。これにより、ソニーのイメージセンサー設計ノウハウと、TSMCの先進的なプロセス技術・製造能力を融合させ、イメージセンサーの性能向上を目指します。

「フィジカルAI」分野での新機会創出へ

さらに、本提携は車載やロボティクスといった「フィジカルAI」応用分野における新たな機会の探索・対応も視野に入れています。両社は、将来のイノベーションと技術発展の基盤を築くことを目指します。

段階的な投資と日本政府の支援

本JVによる将来的な投資については、ソニーの長崎工場への新規投資と合わせて、市場の需要に応じて段階的に実施する方針です。また、これらの投資は日本政府からの支援を受けることを前提として検討されています。

両社トップのコメント

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 代表取締役社長 CEO 指田慎二氏
「長年にわたるTSMCとの協業を通じて培ってきた信頼関係を基盤に、両社のパートナーシップを新たな段階へと進める合意ができたことを、大変心強く感じています。本JVは、両社の強みを掛け合わせ、次世代イメージセンサー分野における技術と事業のさらなる進化を目指す重要な取り組みです。ソニーは、本JVを起点に、高付加価値を志向した事業運営を一層強化していきます。創業以来、ソニーが大切にしてきた『ソニースピリット』のもと、これまでにない発想と独自の技術で、新たな市場創出に挑戦していきます。」

TSMC シニア・バイス・プレジデント 兼 副共同最高執行責任者 Dr. ケビン・ジャン氏
「ソニーは、CMOSイメージセンサー事業におけるTSMCの長年のパートナーです。AI時代における次世代センシング技術を牽引する重要な一歩として、両社の協業を次のレベルにまで引き上げられることを大変嬉しく思います。本提携は、最先端技術と革新的なソリューションを活用し、業界をリードするセンシング技術及び製品を提供していくという、両社共通のコミットメントとビジョンを示すものです。両社は、緊密に連携し、すべてのステークホルダーに確かな成果と持続的な価値をお届けすることを楽しみにしています。」

ソニーセミコンダクタソリューションズについて

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、ソニーグループ株式会社の100%子会社であり、イメージセンサーを中心とした半導体デバイス事業を展開しています。イメージセンサーのリーディングカンパニーとして、個人の生活に利便性や楽しみを提供するイメージング技術に加え、センシング技術の深化により、人や機械の視覚・認識能力を拡張し、社会や産業における新たな価値創造に貢献しています。

TSMCについて

TSMCは1987年に設立され、お客様製品の製造を受託する専業ファウンドリビジネスモデルの先駆者です。業界をリードするプロセス技術と設計支援ソリューションのポートフォリオにより、世界のお客様とパートナーの盛況なエコシステムをサポートし、半導体業界にイノベーションをもたらしています。アジア、ヨーロッパ、北米において事業をグローバルに展開し、世界中で企業市民としての貢献を続けています。

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