中国企業連合会と中国企業理事協会は先日、18年連続で中国トップ500企業リストと報告書を発表しました。上位3社にはシノペック、ペトロチャイナ、国家電網がランクインし、参入基準、資産規模、国際基準への参加数において新記録を樹立しました。
報道によると、2019年の中国トップ500企業の営業収益は79兆1000億元に達し、昨年の中国GDPの約87.86%を占めました。トップ500企業の総資産は299兆1500億元に達し、前年比9.08%増、成長率は2ポイント上昇しました。参入基準は営業収益323億2500万元で、前年比16億3600万元増加しました。
2019年の中国企業トップ500社リストにおいて、製造業の企業が前年比で3社減少したことは特筆すべき点です。しかし、近代的な先進設備製造企業は引き続き成長を続け、電力・電気設備製造、風力・太陽光発電設備製造、コンピュータ・事務機器製造、通信設備製造、半導体・集積回路・パネル製造の各分野で新たに1社ずつランクインしました。これにより、中国企業トップ500社は、製造業チェーンの中上位層へと躍進しました。
さらに、サービス企業トップ500社をみると、伝統的な貿易・小売・運輸業の割合が引き続き低下する一方で、インターネット、金融、サプライチェーンといった近代的なサービス企業が急速に台頭しており、大規模サービス企業の内部構造が継続的に改善されていることが示されています。
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