この記事のポイント
- SK hynixは世界環境デーに韓国環境部と共同で「AI for Green Impact」を開催。
- 小学生から高校生を対象に、AI技術を用いた環境問題解決策を学ぶ体験型プログラムを提供。
- KAISTの鄭宰昇教授による環境危機とAIの活用に関する講演を実施。
- 参加者はAIを使ったコーディング、データ分析、コンテンツ作成を体験。
- イベントの成果は、専門家によるメンターシップや「Korea Social Value Festa」で発表予定。
AIで環境問題に挑む次世代リーダーを育成
2024年6月5日の世界環境デーに、SK hynixは韓国の気候・エネルギー・環境部と共同で、体験型教育プログラム「AI for Green Impact」を開催しました。ソウルCOEXで開催されたこのイベントには、約100名の小・中・高校生とその家族が参加し、AI技術を活用して環境課題を探求し、解決策を考案する「AI環境科学者」として一日を過ごしました。
気候危機に立ち向かう:AIの可能性を探る
イベントは、気候危機の現状と、テクノロジーを活用した環境問題への取り組みを紹介するビデオ上映から始まりました。その後、KAIST(韓国科学技術院)の鄭宰昇教授(脳・認知科学科、融合大学院長)による環境教育セッションが行われました。宇宙の歴史から現代の生活に影響を与える環境問題、そしてAI技術がこれらの問題解決にどのように貢献できるかについて、若者にも分かりやすく解説しました。
鄭教授は、「異常気象やPM2.5のような環境問題は、人間の脳の判断力に影響を与えるだけでなく、長期的なストレスやうつ病のリスクを高めることで精神的健康にも重大な影響を及ぼします。AIを呼吸するように自然に使いこなせる皆さんの世代が、この地球を救う決定的な解決策を見つけ出すことを期待しています」と参加者たちを鼓舞しました。
AIで環境問題の解決策をコード化、分析、創造する
午後は、プロのAIインストラクターとの実践的なAI教育セッションが行われました。参加者は興味に応じて3つのクラスに分かれ、それぞれの能力を活かして環境課題の解決策を創造的に考えました。
クラス紹介
- 「気候データで地球を守る」クラス: COVID-19接触追跡アプリ開発者としても知られるLinkWisdomのDonghoon Lee CEOが講師を務めました。参加者は気候危機関連のアプリケーション開発のためのコーディング方法を学び、自らコードを書いて環境ツール開発者になる夢を育みました。
- 「AI環境・エネルギーマスター」クラス: 環境関連データの分析にAIエージェントを活用しました。SK hynix龍仁クラスター近郊で収集された生態系モニタリングデータをAIで分析した参加者は、「画面上のデータが整理され、関連情報が正確に抽出される様子は驚くほどでした。データサイエンティストになって環境保護活動家を支援するという夢がより明確になりました」と興奮気味に語りました。
- 「気候危機のビッグヒストリー」クラス: AIツールを使って独自の環境コンテンツを作成しました。親子で並んでAIと共にビデオ、絵本、ポスターなどを制作する姿は、世代を超えて気候変動について考えるというイベントの精神を体現していました。
次世代のAI環境活動家への継続的な支援
イベントは、参加者への修了証と記念品の授与をもって終了し、世界環境デーの意義を改めて振り返る機会となりました。
SK hynixは、この「AI for Green Impact」イベントの成果が一時的な教育体験に終わらないよう、AIを活用した環境問題解決のためのベストプラクティスとして発展させていく計画です。具体的には、イベントで優れた成果を示した参加者に対して、6月から8月にかけてAI専門家による個別メンターシップを提供し、その成果を9月に開催される「Korea Social Value Festa」で発表する予定です。
SK hynixは、「この『AI for Green Impact』イベントは、既存の『AI for Impact』プログラムで培ってきたAI人材育成の専門知識を、次世代へと拡大する意義深い一歩です。参加者のアイデアが具体的な変化につながるよう、今後もプログラムを拡大していく予定です」と述べています。
出典: 元記事を読む
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