この記事のポイント
- EUは、Googleがデジタル市場法(DMA)に違反したとして、8.9億ユーロ(約1400億円)の制裁金を科しました。
- Googleは、検索結果で自社サービスを優先表示したこと、アプリストアにおける手数料徴収方法などでDMAに違反したと認定されました。
- Googleは60日以内に是正措置を完了する必要があり、応じない場合は全球売上高の5%まで罰金が加算される可能性があります。
- DMAは2024年3月に全面施行され、違反企業には全球売上高の最大10%の罰金が科されます。
- EUは過去にもAppleやMetaに対してDMA違反で制裁金を科しています。
EU、Googleに巨額の制裁金:デジタル市場法違反を認定
欧州連合(EU)は7月23日、GoogleがEUの「デジタル市場法(DMA)」に違反したとして、8.9億ユーロ(日本円で約1400億円)の制裁金を科すことを発表しました。
Googleの主な違反内容
EU委員会が同日発表した公告によると、Googleには主に2つの違反行為が認定されました。
検索結果における自社サービス優先表示
一つは、Googleがウェブ検索において、自社が提供するショッピング、宿泊、交通、スポーツなどのサービスを優先的に表示していた点です。具体的には、検索結果ページで自社サービスを最上位に表示したり、より目立つ視覚的効果を付与したりしていました。これにより、DMAが定める透明性、公平性、非差別原則に違反したと判断され、4.6億ユーロ(約730億円)の罰金が科されました。
アプリストア手数料とユーザー誘導の問題
もう一つは、Google Playストアを通じてアプリを配信する開発者に関する規定違反です。DMAでは、アプリ開発者はユーザーに対し、Google Playストア以外での割引情報などを無料で提供し、ストア外での購入を促したり、許可したりすることが求められています。しかし、Googleはアプリ開発者がユーザーにこうした情報を提供することを制限したり、過度に高額または長期間にわたる「仲介手数料」を徴収したりしていたと指摘されました。この違反に対しては、4.3億ユーロ(約670億円)の罰金が科されました。
是正措置と今後の見通し
Googleは、今回の制裁金について、60日以内に是正措置を完了する必要があります。これに応じない場合、罰金額はGoogleの全球総売上高の5%まで増額される可能性があります。現在、Googleは是正案を提示し、テストを実施しており、EUはその実施状況を評価する予定です。
デジタル市場法(DMA)とは
EUの「デジタル市場法(DMA)」は、2024年3月に全面施行されました。この法律は、巨大IT企業(プラットフォーム事業者)による市場支配的な行為を規制し、競争を促進することを目的としています。違反した場合、企業には全球総売上高の最大10%の罰金が科され、繰り返し違反した場合は最大20%まで引き上げられる可能性があります。
過去のDMA違反による制裁金
EUがDMAに基づき制裁金を科すのは今回が初めてではありません。2025年4月には、Apple社とMeta社(Facebookの親会社)がDMA違反の対象となり、それぞれ5億ユーロ、2億ユーロの罰金が科されています。
出典: 元記事を読む
※現在お読みいただいているこの記事は、国内外のニュースソース等から取得した情報を自動翻訳した上で掲載しています。
内容には翻訳による解釈の違いが生じる場合があり、また取得時の状況により本文以外の情報や改行、表などが正しく反映されない場合がございます。
順次改善に努めてまいりますので、参考情報としてご活用いただき、必要に応じて原文の確認をおすすめいたします。