ソニー、業界最小1.45µm LOFIC画素搭載の4Kセキュリティカメラ用CMOSイメージセンサー『IMX908』を発表

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この記事のポイント

  • ソニーが、セキュリティカメラ向けに業界最小1.45µmのLOFIC画素を採用した4K CMOSイメージセンサー『IMX908』を商品化。
  • 新開発のLOFIC画素により、1回の露光で4K解像度と96dBのハイダイナミックレンジを両立。
  • 低照度性能も向上し、明暗差の大きな環境や暗所での白飛び・黒つぶれ・ノイズを低減。
  • 単一露光方式のため、動体撮影時でもアーティファクトを抑えた高精細な画像出力が可能。
  • AIによる画像認識の精度向上や、セキュリティカメラの多機能化に貢献。

ソニー、セキュリティカメラ向け高画質イメージセンサー『IMX908』を商品化

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、セキュリティカメラ用途において業界最小となる1.45µmのLOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor)画素を採用した、4K解像度のCMOSイメージセンサー『IMX908』を商品化しました。この新製品は、明暗差の大きな環境や暗所での撮影において、従来よりも高画質な画像を実現し、画像認識の精度向上に貢献します。

LOFIC技術で実現する高画質と広ダイナミックレンジ

『IMX908』は、新開発したLOFIC画素技術「STARVIS 3™」を搭載しています。これにより、1回の露光で4K解像度と96dBという広いダイナミックレンジを両立した撮影が可能になりました。従来のイメージセンサーと比較して、飽和電荷量を約20倍に拡大し、低照度性能も約27%向上させています。この特性改善により、光が強い明所での白飛びや、暗所での黒つぶれ、ノイズの発生を効果的に抑制します。

単一露光方式でアーティファクトを低減

本製品の大きな特長の一つは、ハイダイナミックレンジ撮影を単一露光方式で実現している点です。一般的にHDR撮影で用いられる複数回露光方式では、異なる露光時間で撮影された画像を合成するため、動体撮影時にアーティファクト(画像処理による不自然な模様や色ずれ)が発生しやすいという課題がありました。『IMX908』は単一露光方式を採用することで、このアーティファクトを低減し、動きのある被写体に対しても高精細でクリアな画像を出力することが可能です。これは、AIによる画像認識の精度向上に不可欠な要素となります。

小型化と高解像度を両立、セキュリティカメラの進化に貢献

「STARVIS 3™」技術により、業界最小クラスの1.45µmのLOFIC画素を実現したことで、1/2.8型という小型サイズながら4K解像度での撮影を可能にしました。これにより、カメラ本体の小型化やデザインの自由度向上にも寄与します。AIによる画像認識が標準搭載されるようになっている近年のセキュリティカメラ市場において、明所から暗所まで安定して高画質な撮影を可能にする『IMX908』は、認識精度の向上や多機能化を強力にサポートし、より安心・安全な社会の実現に貢献します。

製品概要

『IMX908』は、2026年3月末からのサンプル出荷が予定されています。高解像度と広ダイナミックレンジ、そして低照度性能の向上を兼ね備えたこのイメージセンサーは、これからのセキュリティカメラに求められる高度な要求に応える製品と言えるでしょう。

『IMX908』製品ページ

当社のセキュリティカメラ用イメージセンサー技術STARVIS™について

主な仕様

  • 型名: IMX908-AQR1
  • イメージサイズ: 対角 6.42 mm (1/2.8型)
  • 有効画素数: 約840万画素 (3,856 (H) × 2,180 (V))
  • ユニットセルサイズ: 1.45 μm (H) × 1.45 μm (V)
  • フレームレート: 90 fps (10bit), 60 fps (12bit)
  • ダイナミックレンジ: 96 dB (Clear HDR3)
  • SNR1s: 0.53 lx

出典: 元記事を読む

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