境界を越える力が問われる──半導体業界におけるキャリア開発の視座

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半導体業界における個人が持つべきキャリア観とは

近年、AI、IoT、自動運転といった先端分野の進展を背景に、半導体産業は世界的に再び脚光を浴びている。米国のNVIDIAや台湾のTSMCなどは、世界の時価総額ランキングでも上位に食い込み、各国政府も国家戦略の一環として半導体分野への巨額投資を表明している。このように、半導体産業は「成長分野」としての認知を強めている。

だが、だからといって日本国内の半導体業界が今後も一貫して右肩上がりであると楽観視するのは危険である。1980年代に世界シェアを誇った日本の半導体産業は、90年代以降に冬の時代を経験し、グローバル競争の中で苦戦を強いられてきた歴史を持つ。国内における生産拠点や開発人材の空洞化、国際標準からの乖離など、克服すべき課題は依然として多い。浮き沈みの激しい業界であるからこそ、個人が長期的にキャリアを構築していくには、明確な戦略と柔軟な視座が不可欠である。

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