この記事のポイント
- 韓国の2023年上半期輸出額は4967億ドルで、過去最高を記録(前年同期比48%増)。
- AI向け先進半導体製品の輸出が特に好調。
- メモリ価格の上昇が輸出額増加の主な要因。
- 貿易黒字額は1383億ドルと過去最高を記録。
- 船舶、石油製品に加え、化粧品や農水産物などの消費財輸出も過去最高を更新。
韓国、上半期輸出額が過去最高を記録
韓国産業通商資源部は7月1日、2023年上半期の輸出額が4967億ドルに達し、過去最高を記録したと発表しました。これは前年同期比で48%もの大幅な増加となります。特に、人工知能(AI)分野で活用される先進半導体製品の輸出が力強く、上半期の貿易黒字額は過去最高の1383億ドルに達し、前年同期の5倍となりました。
半導体製品が輸出成長の最大の牽引役に
韓国の輸出成長を最も力強く牽引したのは半導体製品でした。今年上半期の半導体製品の輸出額は1923億ドルに達し、前年同期比で2.6倍となりました。これは、2025年に記録した年間輸出額(1734億ドル)を既に上回る水準です。
メモリ価格の上昇とコンピューター輸出の好調
半導体業界の中核をなすメモリ価格の上昇が、韓国の輸出額増加の主な要因となっています。韓国産業通商資源部によると、過去6ヶ月間で、DDR4 8GBメモリの価格は80%上昇し、NAND型フラッシュメモリの価格は2倍に増加しました。さらに、半導体を搭載したコンピューターの輸出額も211億ドルと過去最高を記録し、前年同期比で3.6倍に増加しました。
主力品目に加え、消費財輸出も堅調に推移
半導体以外でも、多くの産業で力強い成長が見られました。船舶(18%増)や石油製品(40%増)といった主力品目に加え、化粧品(27%増)や農産物・海産物(9%増)といった消費財の輸出額も過去最高を更新しています。
輸入額の増加を上回る輸出増で貿易黒字も過去最高に
中東情勢に起因する原油価格の上昇などの影響を受け、上半期の輸入額は3584億ドルと、前年同期比で17%増加しました。しかし、輸出の伸び率が輸入の伸び率を大きく上回ったため、貿易黒字額は過去最高を記録しました。
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