ドナルド・トランプ前政権下の2021年に成立した米国の半導体製造支援政策「CHIPS and Science Act(CHIPS法)」は、2025年の現段階では、半導体製造に対する具体的な資金援助へと本格的に移行している。こうした中、2024年7月の「SEMICON West 2024」、2025年5月の「IEEE ECTC 2025」といった米国の半導体業界の展示会は、米国における補助金政策と民間投資がどのように組み合わされているかを可視化する重要な機会となった。
CHIPS法に基づく支援を受けて建設が進む半導体製造拠点と、それに呼応する装置・材料・人材の整備といった「エコシステム形成の動き」が、製造現場から具体的に見えてきたのだ。そして、これらの動きによって日系企業は、米国市場に対するビジネス戦略の練り直しを迫られている。本稿では、米国の半導体展示会からCHIPS法の現況を読み解き、そして日本企業がとるべき進路を考察する。
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