この記事のポイント
- インフィニオン・テクノロジーズは2026年度第3四半期に過去最高の売上を記録しました。
- AIデータセンター向け電源ソリューションが最も重要な成長ドライバーとなっています。
- 2026年度第4四半期および通期の収益・利益率の大幅な増加が見込まれています。
- 主要AI顧客との長期容量確保契約が進展しており、将来の収益基盤を強化しています。
- 自動車分野の受注も増加傾向にあり、インフィニオンの成長戦略を後押ししています。
2026年度第3四半期の業績概要
インフィニオン・テクノロジーズは、2026年6月30日に終了した2026会計年度の第3四半期の業績を発表しました。この四半期では、売上高41億7,200万ユーロ、セグメント利益7億9,700万ユーロ、セグメント利益率19.1パーセントを達成し、過去最高の業績を記録しました。
AI事業が成長を牽引
インフィニオンのCEOであるヨッヘン・ハネベック氏は、「AIデータセンター向けの当社の電源ソリューションは引き続き非常に高い需要があり、当社の最も重要な成長ドライバーです」と述べています。AI関連事業の力強い伸びが、今回の記録的な業績達成に大きく貢献しました。
2026年度第4四半期および通期の見通し
2026年度第4四半期については、ユーロ対米ドル為替レートを1.15ドルと想定し、売上高は約47億ユーロ(約13パーセント増)に達する見込みです。この前提に基づくと、セグメント利益率は約23パーセントに達すると予測されています。
2026年度通期では、売上高は約163億ユーロ(前期比で大幅増)となる見込みです。調整後粗利益率は40パーセント台前半から半ば、セグメント利益率は約20パーセントを維持すると予想されています。さらに、調整後フリーキャッシュフローは18億5,000万ユーロ(従来16億5,000万ユーロ)、フリーキャッシュフローは9億ユーロ(従来12億ユーロ)に上方修正されました。これには、2026年7月に行われたams OSRAMからのセンサーポートフォリオ買収も含まれています。
将来の収益基盤強化
インフィニオンは、主要AI顧客との間で、累積売上高で数十億ユーロ規模に相当する多年にわたる容量確保契約を締結、または交渉中です。これにより、将来の収益基盤がさらに強固なものとなっています。
その他の市場動向とインフィニオンのポジショニング
ハネベックCEOは、「世界的なグリッドインフラへの投資増加も追い風となっています。また、自動車分野の受注も著しく増加しています。インフィニオンは、その製品ポートフォリオと製造能力により、構造的な成長市場において非常に有利なポジションにあり、これらの機会を収益ある成長へと転換させています」と付け加えています。
(※完全版のニュースリリース(財務データを含む)は、PDF版をダウンロードしてください。)
【プレスコンファレンスコール】
2026年度第3四半期決算に関するプレスコンファレンスコールは、2026年8月5日に開催されました。
【開催概要】
日時: 2026年8月5日 午前8時 CEST / 午前7時 UK / 午前2時 EDT
ホスト: Jochen Hanebeck (CEO), Dr. Sven Schneider (CFO), Florian Martens
内容: 2026年度第3四半期決算について
配信: オープンウェブキャストで公開
出典: 元記事を読む
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