独ロボット企業、14億ドル調達で「物理AI」プラットフォーム構築へ

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ドイツのロボットスタートアップ企業、ユーラ・ロボティクス(Ursa Robotics)は6月10日、記録的な資金調達を完了したことを発表しました。調達額は最大14億ドル(約2100億円)に達する見込みで、グローバル展開を目指す認知ロボットおよび人型ロボットプラットフォームの構築に充てられます。今回の資金調達には、AmazonやNVIDIAといった業界の巨人たちが参加しています。

公式発表によると、投資家には半導体メーカーのQualcomm、テザーの発行元であるTether、ドイツの設備メーカーであるBoschおよびSchaeffler、そして欧州投資銀行なども含まれています。

これは、2019年の設立以来、ユーラ・ロボティクスにとって過去最大規模の資金調達ラウンドとなりました。

ドイツの経済紙「Handelsblatt」が関係者の情報として報じたところによると、今回の資金調達により、ユーラ・ロボティクスの企業価値は70億ドル(約1兆500億円)に達し、「ユニコーン」企業の仲間入りを果たしました。

ユーラ・ロボティクスは、ドイツ南部のメッツィンゲンに本社を置き、産業用ロボット、家庭用ロボット、人型ロボットを主力事業としています。「ユーラ・ユニバース」と呼ばれる、ロボットの共有知能エコシステムも構築しています。同社は、中国のUnitree Roboticsや米国のBoston Dynamicsといったロボット分野の先駆者に対する、ヨーロッパからの挑戦者と見なされています。

ユーラ・ロボティクスの目標は、ハードウェアデバイスと人工知能技術の融合を実現する、世界をリードする「物理AI」プラットフォームを構築することです。同社は現在、受注および戦略的配置プロジェクトの金額が10億ドルを超えていると明らかにしています。

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