この記事のポイント
- 台湾日東電工が高雄市に総額44.83億台湾ドルの新工場を竣工。
- 半導体および車載分野向け高機能材料(PVCテープ等)の生産能力を増強。
- 新工場には研究開発棟も併設され、製品開発力と製造能力を強化。
- グローバルサプライチェーンにおける台湾の重要性と産業連携の深化を象徴。
- 年間約2億台湾ドルの売上増加が見込まれる。
台湾日東電工、高雄に新工場竣工
半導体サプライチェーンにおける高機能材料のリーディングカンパニーである台湾日東電工は、2024年7月3日、高雄市前鎮科技産業園区で新工場竣工式典を執り行いました。同社は、この度、総額44.83億台湾ドルを投じ、既存の工場跡地を再開発し、地下1階、地上5階建ての工場および研究開発棟を建設しました。総建築面積は25,205平方メートルに及びます。新工場では、PVCシート、PVCテープ、電子部品用テープといった高機能材料の生産ラインが整備され、世界の半導体および自動車メーカー向けに供給されます。これにより、年間約2億台湾ドルの売上増加が見込まれています。
台湾と日本の強固な産業連携
経済部産業園区管理局の劉継伝副局長は、日本が台湾にとって長年にわたる重要な経済貿易パートナーであり、投資元国の一つであることに言及しました。両国は、産業、科学技術、人材分野で緊密な協力関係を維持しています。台湾日東電工による継続的な追加投資は、台日間の産業サプライチェーン協力の強固な基盤を反映するとともに、半導体や自動車といった重要分野のサプライチェーンにおける台湾の重要な役割を浮き彫りにするものです。この新工場は、産業園区の産業高度化と全体的な競争力向上に指標的な意義を持つとされています。
研究開発能力の強化と競争力向上
台湾日東電工の親会社であるNittoグループは、世界をリードする高機能材料メーカーです。同社は台湾をNittoグループにおける技術革新と成長の重要な拠点と位置づけています。台湾での事業開始から57年を迎える台湾日東電工は、前鎮科技産業園区に長年拠点を構え、事業を展開してきました。今回の高雄新工場の落成・稼働は、生産能力の拡張に加え、研究開発棟を併設することで、製品開発および製造能力を向上させ、企業の競争力強化と産業発展の促進を目指しています。
政府による産業発展支援
経済部産業園区管理局は、人工知能の急速な発展とグローバルサプライチェーンの再編に直面し、企業の革新能力とサプライチェーンのレジリエンス(回復力)が産業競争の鍵となっていると強調しています。政府は、今後も産業発展に有利な投資環境の整備を継続し、企業が高付加価値化・差別化の方向で発展できるよう支援することで、産業競争力を高め、グローバル市場における新たなビジネスチャンスを捉えていく方針です。
今回の竣工典礼には、経済部産業園区管理局の劉継伝副局長、台湾日東電工の明間健二郎董事長をはじめ、各界の来賓が出席し、盛況のうちに執り行われました。
【本件に関するお問い合わせ】
発言者: 経済部産業園区管理局 劉継伝 副局長
連絡先: (07)3613349、0911363680
Eメール: lcc12@bip.gov.tw
【業務連絡先】
担当: 園管局高屏分局投資服務科 葉小姐
連絡先: (07)8239316
Eメール: sylvia77@bip.gov.tw
資料提供: 経済部産業園区管理局
出典: 元記事を読む
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