2025年12月17〜19日、東京ビッグサイトで開催される「SEMICON Japan 2025」。AIインフラ投資の勢いが落ちないなか、今年の会場で最も“現場実務”に響くテーマは、E187(装置のサイバーセキュリティ)、GHG(温室効果ガス)算定のScope 3、そしてHBM(高帯域幅メモリ)供給の三つだろう。
これらは本来、別々の専門部門(情報セキュリティ、サステナビリティ、サプライチェーン/技術企画)が扱う領域だが、AIサーバーの量産局面では一つの「購買ストーリー」に統合して扱わないと、受注・資材確保・投資家説明のどこかでストップしてしまう。加えて、業界需要の追い風はデータで裏づけられている。
本稿は、「SEMICON Japan 2025」の出展状況から見て取れるであろうE187・Scope3・HBM供給網の整合状況をあらかじめ整理してみる。展示ガイドとして、参考にしてほしい。
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