この記事のポイント
- 中国のAI向け計算能力(演算性能)規模が9月末時点で2592EFLOPSに達し、前年同期比146%増を記録。
- 5Gは全97の国民経済大分類に浸透し、工業インターネットは全41の工業大分類を網羅。
- 上半期のプリント配線板(PCB)新規開示投資額は約1691億元と、前年同期比で4倍以上に急伸。
AI向け計算能力が急成長、2592EFLOPSを記録
中国の工業・情報化部情報通信管理局の謝存局長は、国務院新聞弁公室の記者会見において、今年第1〜3四半期の情報通信業界の発展は全体として安定していると述べました。
9月末時点で、中国のAI向け計算能力(演算性能)規模は2592EFLOPS(毎秒100京回の浮動小数点演算)に達し、前年同期比で146%増となりました。これにより、中国の人工知能(AI)産業の急速な発展が力強く支えられています。
通信インフラの拡張と6G・光ネットワークの研究推進
謝局長によると、付加価値通信事業の対外開放に向けた試行が着実に実施されており、9月末時点で外資系通信企業は累計3455社に達し、前年同期比で25%増加しました。
また、6G技術試験を積極的に展開して基幹技術の最適化と成熟を促進し、6G技術の創出や国際標準策定に向けた強固な基盤を構築しています。さらに「ION-2030(インテリジェント光ネットワーク)」推進グループの設立を指導し、国際電気通信連合(ITU)で関連技術レポートを発表するなど、2030年以降に向けた次世代光ネットワーク規格の研究を加速させています。
インフラの産業適用についても進展しており、5Gは全97の国民経済大分類に浸透し、工業インターネットは全41の工業大分類をカバーしています。
電子情報製造業も活況、PCB投資は4倍以上に
同局長は今後の展開として、次世代通信ネットワーク構築の好機を捉え、戦略的かつ主導的、突破口となる重大プロジェクトを推進する方針を示しました。計算能力設備の拡張と品質向上を急ぎ、6Gの技術革新を前瞻的に推進し、次世代通信ネットワークの標準体系構築を強化するとともに、条件を満たす企業による衛星IoT業務の商用試験申請への支援や、付加価値通信事業の開放拡大に向けた適時検討を進める考えです。
さらに、第1〜3四半期の電子情報製造業は高成長、活発なイノベーション、旺盛な投資が特徴となっています。すでに100モデルを超えるAI端末製品がL3補助レベルの能力要件を満たし、複雑な意図を理解してユーザーに自律的なサービスを提供できるようになっています。
北斗(BeiDou)単独測位半導体チップの用途も拡大を続けており、複数の都市ではシェアサイクルや巡回タクシーなどの特定分野で北斗の採用率が100%に達しています。また、上半期における国内PCB(プリント配線板)の新規開示投資額は合計で約1691億元に達し、前年同期比で4倍以上に急増しました。
出典: 元記事を読む
-
求人
プロセッサ・マイクロコントローラ この分野に関連する最新の求人情報はこちら›
-
求人
光電子デバイス この分野に関連する最新の求人情報はこちら›
-
求人
センサーデバイス この分野に関連する最新の求人情報はこちら›