北交所に「チップ設計のトップランナー」傑理科技が上場、初値は3.8倍に

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この記事のポイント

  • システムオンチップ(SoC)設計の傑理科技が北京証券取引所に上場。
  • 公開価格18.86元に対し、初値は53元と181%高で取引を開始。
  • Bluetoothオーディオチップ分野で、シャオミ、OPPOなど大手メーカーへの供給実績を持つ。
  • 新株購入申し込みでは、1.4兆元の資金が凍結され、過去最高を記録。
  • 北交所は「専精特新(専門特化・精緻化・革新性)」企業育成の重要拠点となっている。

傑理科技、北交所で「チップ設計のトップランナー」として上場

8月12日、北京証券取引所(北交所)において、珠海市傑理科技股份有限公司(以下、傑理科技)が上場しました。同社は「北交所のチップ設計のトップランナー」として知られています。公開価格は1株18.86元でしたが、初値は53元と公開価格を181%も上回り、好調なスタートを切りました。終値は53.26元となり、公開価格比で182.4%の上昇となりました。

SoC設計のリーダー、傑理科技の強み

傑理科技は、システムオンチップ(SoC)の集積回路設計を専門とする企業であり、その分野における不可欠なリーダーとしての価値を持っています。公開情報によると、同社の製品は主にBluetoothオーディオ・ビデオ、スマートウェアラブル、スマートIoT端末などの分野で利用されています。工業情報化部から認定された国家級「製造業単項冠軍」企業でもあり、製造するBluetoothオーディオチップは、シャオミ、荣耀、VIVOといった多数の有名端末ブランドメーカーのサプライチェーンに組み込まれています。

市場の注目と「補漲」効果

新株の購入申し込み段階では、傑理科技の申し込みで凍結された資金は1.4兆元に達し、過去最高記録を更新しました。市場関係者は、北交所における新株発行が速いペースで継続しており、発行される企業の全体的な質が著しく向上していると指摘しています。また、発行価格が比較的低めに設定されているため、上場後の値上がりに十分な余地が残されているとのことです。初日の大幅な上昇は、低い評価額と優れたファンダメンタルズが組み合わさり、顕著な「補漲(調整上昇)」効果を牽引したと考えられます。

北交所と「専精特新」企業の役割

現在、国家級「専精特新(専門特化・精緻化・革新性)」の「小巨人」企業が続々と北交所に上場しており、北交所は「専精特新」上場企業の育成と投資における重要な場所となっています。データによると、2026年6月時点で、北交所の上場企業のうち、国家級「専精特新」「小巨人」企業の割合は55%を超えています。北交所に上場する新興企業の大半は、ハイエンド機器、半導体新素材、バイオ医薬品、新エネルギー部品などの「ハードテック」分野に深く根差しています。

出典:新京報

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