この記事のポイント
- 中国のAI製品・サービスが海外市場で勢いを増しており、特にAIハードウェアへの注目度が高い。
- AI応用ソリューションは、各国の伝統産業のDXニーズに応える形でカスタマイズされ、導入が進んでいる。
- 中国企業は、グローバル展開とローカルオペレーションを両立させるためのAIサービス提供を加速させている。
- 国際的な展示会への参加は、中国AI製品の海外進出を後押しする要因となっている。
AIハードウェア、海外市場で高まる需要
ドイツ・ベルリンで開催された国際コンシューマー・エレクトロニクス展(IFA)や、中国国際サービス貿易交易会(服貿会)では、AI関連のハードウェア、技術サービス、応用事例が話題の中心となっています。特に、AI関連のハードウェアは海外市場で高い関心を集めています。
IFAでは、手のひらサイズの多機能AI探求デバイスが注目を集めました。これはLing.ai(霊宇宙)が初めてIFAに持ち込んだハードウェア「小方機」で、AI搭載の読書ロボット「Luka(卢卡)」と共に展示されました。これらの製品は、AI技術の応用が消費者の高品質なニーズと合致していることを示しています。
Ling.aiの「小方机」は、カメラとマルチモーダルAIモデルを搭載し、対話の範囲を書籍ページから現実世界へと拡張。AI学習パートナーが子供たちの探求心を刺激します。一方、「Luka」は、大模型の進化により「ページを読み上げる」機能から「読みながら質問に答える」機能へとグレードアップし、英語、スペイン語、ドイツ語、中国語など複数言語に対応。2017年以来、米国、ドイツ、フランス、韓国、日本、シンガポールなどの市場に展開されています。
地域ニーズに合わせた応用ソリューションの浸透
中国のAI製品・サービスは、海外市場での導入を加速させています。特に新興国では、AI分野における深い協業へのニーズが顕著です。例えば、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国では、中国とASEANのデジタル協力が深化するにつれて、Eコマース、クロスボーダー決済、スマート物流といった分野でAIが両国間の連携を強化する重要な要素となっています。これにより、単なる取引からインテリジェントな意思決定へと発展しています。
中国企業による海外事業展開の加速
中国のAI製品・サービス提供企業は、企業の「グローバル展開+ローカルオペレーション」の基盤構築を支援しています。金蝶国際(Kingdee International)は、シンガポール、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジア諸国の税務・関税ソリューションを含む、ローカライズされたコンプライアンスパッケージを組み込んだ製品ポートフォリオを発表しました。
同社のGlobalEase製品は、12言語と13の会計基準をサポートし、多国籍企業の複数組織における統合管理を実現します。金蝶国際の経営層は、上半期の業績発表会で、国際事業の契約顧客は約140社に達し、6カ国の税務・コンプライアンス能力を直接提供可能であること、シンガポールデータセンターがプライバシーコンプライアンスを実現したことを明らかにしました。海外収益目標を総収益の約2%とし、5年以内に10%まで引き上げる計画です。
現在北京で開催されている服貿会でも、AI関連のコンテンツは国内外からの注目を集め、AI国際協力への関心は高まり続けています。
出典: 元記事を読む
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