この記事のポイント
- AIを活用した予防、スクリーニング、診断、治療、リハビリまで、数智健康の最新動向が展示されました。
- 地方医療支援のため、高精度医療機器を搭載したAI移動健診車がお披露目されました。
- 眼底スクリーニングやストレスチェックなど、AIによる簡易かつ高精度な健康診断が体験できます。
- 中医分野でも、AIによる体質診断や、推拿ロボットによる施術支援が進んでいます。
- AI医療は、もはや遠い未来のものではなく、私たちの身近なものになりつつあります。
AIによる先進的な健康診断
「思ったより正確だ。最近、本当にストレスが溜まっていたんだ。」ある若い女性は、画面に表示された自身のストレスレベル測定レポートを見て、友人に語りかけました。隣の眼底スクリーニング機器の前にも、多くの人が順番を待っていました。「頭を動かさないでください。すぐに終わります。」スタッフが優しく案内します。わずか数秒で高精細な眼底画像が生成され、血管の脈絡まで鮮明に見ることができます。このスクリーニングは、散瞳薬を使わず、非接触で行われ、わずか数分で完了します。スマートフォンで詳細なレポートを受け取ることができ、複数の眼底疾患や慢性疾患のリスク評価も同時に行えるため、非常に便利で効率的です。
数智健康の最前線展示
9月9日、北京首钢园2号館の健康衛生サービス専門展示エリアでは、「AI+予防」「AI+スクリーニング」「AI+診断」「AI+治療」「AI+リハビリ」の5つの方向性で、数智健康の全チェーンにおける実践が紹介されました。
地方医療を支えるAI移動健診車
展示エリアの中央には、青と白の大型バスがひときわ目を引いていました。これは、青海省玉樹への移動AI医療車で、北京が対口支援する玉樹の基層診療支援任務を担います。車体には「北京」「援青」の文字が目立ち、車尾には「国家人工知能応用中試基地(医療)・北京」のロゴが付いています。
「車内には高精度な医療機器が搭載されており、安定した運行が不可欠です。」中試基地のスタッフは、診療車の底部に油圧サポートポールが装備されており、車屋根は日よけ兼待合エリアとして拡張できると説明しました。これは、遠隔地の屋外診療シーンに特化した設計で、機器の安定稼働を全面的に保証します。
車内での「一站式」健康チェック
大型バスに乗り込むと、約30平方メートルの車内には、AI診療機器が複数配置され、画像スクリーニング、慢性疾患モニタリング、小児科問診など、基層医療で必要とされる診療項目をカバーしています。
「車内のDR智慧診療機器は、この移動プラットフォームのコアとなる機器です。」スタッフは、診療車に5Gインテリジェント伝送システムが搭載されており、カラー超音波、心電図、検査機器などが装備され、「一站式」移動健康診断プラットフォームを構築していると説明しました。日常的な健康診断の全プロセスを、この一台の車内で完了させることができます。
専門家も評価するAI医療の可能性
河北雄安新区から来たという退職した医師が、機器を一台ずつ体験するために立ち止まりました。スタッフは、機器の開発背景について詳しく説明しました。「この車両全体のAI診療システムは、北京安貞医院、北京児童医院、北京同仁医院など、複数のトップ病院と企業が共同で統合開発したもので、成熟した臨床技術が採用されています…」紹介を聞いたベテラン医師は、「これが基層に普及すれば、人々は遠くまで旅をする必要もなく、大病院に集中することもなくなりますね。」と、深い感銘を受けていました。
中医分野におけるAIとの融合
隣接する展示エリアでは、中医とAIが出会っていました。智能化された中医診断・治療機器は人気が高く、多くの来場者が赤外線体質識別装置を体験するために列を作っていました。記者がQRコードをスキャンして顔を認識框に入れると、数秒で体質レポートが生成されました。「痰湿質」と診断され、一般的な症状や体質改善の方向性などが記載されています。これは、赤外線技術を用いた「望診」であり、可視化されたデータによって、中医が言うところの「寒熱虚実」を表現したものです。
北京中医薬大学が開発した具身智能推拿ロボットもデモンストレーションを行っていました。2本のロボットアームが、プロの推拿師のような手技を模倣し、力加減は均一で、動作は標準的です。「ロボットは自分でツボを見つけられますか?人間の推拿と比べて、差は大きいですか?」と、会場の観客から質問が相次ぎました。
「現在のところ、ロボットアームの力加減や角度は、人間の推拿師にかなり近づいています。まだ継続的に実験と最適化を繰り返しています。」スタッフは、「基本的な手技をロボットに教えることで、医師はより多くの人を診るための時間を確保できます。」と説明しました。
AI医療は身近な存在に
展示エリア全体を見学した多くの市民は、「以前はAI医療やスマート診療は基層医療とはほど遠いものだと思っていましたが、今日、実際に体験してみて、すぐそばにあるものだと分かりました。」と感嘆の声を上げていました。(記者 章文)
来源:人民網
出典: 元記事を読む
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