この記事のポイント
- アップルとNVIDIAが時価総額世界一の座を巡り、激しい争いを繰り広げました。
- アップルはAI戦略と軽資本支出モデルが評価され、株価が上昇。
- NVIDIAはデータセンターインフラ、特にメモリチップへの注目が集まっています。
- 両社とも2026年に向けた成長戦略に注力しており、今後の展開が注目されます。
アップル、一時NVIDIAを抜き時価総額トップに
2026年7月17日(米国時間)、テクノロジー業界を牽引するアップルとNVIDIAが、世界で最も価値のある企業という称号を巡り、熾烈な競争を繰り広げました。この日、アップルは一時的にNVIDIAを抜き、時価総額で首位に立ったのです。
当日の午前の取引では、NVIDIAの株価は約3%下落し、時価総額は4.84兆ドルとなりました。一方、アップルの時価総額は4.88兆ドル前後で推移していました。しかし、その後両社の株価の動きは逆転し、最終的にはNVIDIAが4.91兆ドルでアップル(4.9兆ドル)を上回り、時価総額でトップの座を維持しました。
アップルのAI戦略と成長への期待
今年に入り、アップルの株価は23%近く上昇し、市場平均を上回るパフォーマンスを見せています。これは、同社の人工知能(AI)戦略と、設備投資を抑えるビジネスモデルが高く評価されているためです。企業がこれまでにない規模でインフラ投資に資金を投じている中、アップルの軽資本支出モデルは投資家から肯定的に受け止められています。
さらに、アップルは今週、株価が新高値を更新しました。HSBC銀行は、同社が持つ新たなAI能力と強力な製品ラインナップを理由に、アップル株のレーティングを「買い」に引き上げました。
HSBCのアナリストは、「アップルは現在、最も革新的な製品開発段階にあると考えており、今回のAI技術の向上はまさに時宜を得たものだ」とコメントしています。
NVIDIA、データセンターインフラで存在感を示す
一方で、NVIDIAの株価は今年、9%の上昇にとどまり、業界内では様子見ムードが漂っています。ウォール街の関心は、データセンター建設におけるメモリチップやインフラストラクチャの段階へと移りつつあります。この流れは、マイクロン・テクノロジーやウエスタンデジタルといったメモリ関連銘柄を後押しする要因となっています。
両社のこれまでの歩みと今後の展望
NVIDIAは、2025年6月にマイクロソフトを抜き、以来、世界で最も時価総額の高い企業としての地位を維持しています。昨年10月には、時価総額5兆ドルを突破した最初の企業となりました。
一方、アップルも昨年10月、好調なiPhoneの売上を背景に、時価総額で初めて4兆ドルの大台を突破しました。両社とも2026年に向けて、それぞれの強みを活かした戦略を展開しており、今後も時価総額トップの座を巡る争いは続きそうです。
出典: 愛集微
出典: 元記事を読む
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