10月の世界半導体売上高、前月比4.7%増
2025年12月4日（木）午後5時
米国半導体工業会（SIA）
WSTS秋季予測によると、2026年の世界半導体売上高は約1兆ドルに達すると予測されています。
ワシントン発—2025年12月4日—米国半導体工業会（SIA）は本日、2025年10月の世界半導体売上高が727億ドルだったと発表しました。これは、2025年9月時点の695億ドルと比較して4.7%増、2024年10月時点の572億ドルと比較して27.2%増となります。月次売上高は世界半導体貿易統計（WSTS）が集計し、3ヶ月移動平均を示しています。SIAは、売上高で米国半導体業界の99%、米国以外の半導体企業の約3分の2を代表しています。
SIA社長兼CEOのジョン・ニューファー氏は、「世界の半導体売上高は10月も引き続き増加し、9月を上回り、昨年10月を大きく上回りました。この成長は、引き続き米州とアジア太平洋地域への売上高が牽引しています」と述べています。「一方、2025年WSTS秋季予測では、2025年の世界市場が記録的な成長を遂げ、2026年には売上高が1兆ドルに近づくと予測されています。」
地域別に見ると、10月の売上高は、米州（59.6%）、アジア太平洋地域／その他地域（24.8%）、中国（18.5%）、欧州（8.3%）で前年比増加しましたが、日本（-10.0%）では減少しました。10月の前月比では、アジア太平洋地域／その他地域（7.2%）、中国（4.4%）、米州（3.5%）、欧州（3.5%）、日本（0.6%）で増加しました。
さらに、SIAは本日、WSTSの2025年秋の世界半導体売上予測を承認しました。この予測では、2025年の世界の年間売上高が22.5%増加して7,722億ドルに達すると予測されています。2026年には、世界の売上高は9,754億ドルに達すると予測されており、これは春の予測である7,607億ドルから上方修正されています。WSTSは、半導体のトレンドに関する正確かつタイムリーな指標を提供する広範な世界的な半導体企業グループからの情報収集により、半期ごとの業界予測を作成しています。
包括的な月次半導体売上データと詳細なWSTS予測については、WSTSサブスクリプションパッケージの購入をご検討ください。世界の半導体業界と市場に関する詳細な履歴情報については、SIAデータブックの注文をご検討ください。
[2025年10月版チャートとグラフ]
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メディア連絡先
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米国半導体工業会
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SIAについて
米国半導体工業会（SIA）は、米国有数の輸出産業であり、米国の経済力、国家安全保障、そして国際競争力の重要な原動力となっている半導体産業の声を代弁する団体です。SIAは、売上高で米国半導体産業の99%、そして米国以外の半導体企業の約3分の2を代表しています。この連合体を通じて、SIAは議会、政権、そして世界中の主要な業界関係者と協力し、イノベーションを促進し、ビジネスを推進し、国際競争を促進する政策を推進することで、半導体の製造、設計、研究におけるリーダーシップの強化を目指しています。詳細は、www.semiconductors.orgをご覧ください。
WSTSについて
世界半導体貿易統計（WSTS）は、世界の半導体産業の大部分を代表する独立した非営利団体です。 WSTSの使命は、半導体市場のデータと予測に関する信頼できる情報源となることです。1986年に設立されたWSTSは、月次業界出荷統計の唯一の情報源です。
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