2025年、中国の半導体産業政策は「国家集成電路産業投資基金(大基金)」の第3期を控え、新たな資金供給の枠組みが立ち上がった。2025年3月6日、国家発展改革委員会(NDRC)が「国家ベンチャーキャピタル指導基金(国家VC指導基金)」の設立方針を明らかにし、約1兆人民元の社会資本を動員してハードテックへ長期資金を供給する方針を示した。
続く3月12日、中国工商銀行(ICBC)が80億元(約110億USD)の技術革新ファンドを、3月14日には中国銀行(BOC)が50億元(約69億USD)のテクノロジー発展ファンドを設立した。
本稿は、資金の通り道(国家→地方→企業)をわかりやすく提示し、資金が装置・材料の現場KPI(受注、資格取得、出荷)にどう使われるかを検証する。
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